病院の中庭です。春には一面タンポポの花が咲きます。当医局が「お花畑」状態という意味ではありません。念のため。

2010年8月30日月曜日

病院のご紹介

病院長をさせていただいている東端です。
 当院は1953年に開設されて以来、早くから社会復帰活動に力を入れてきた精神科単科病院で、1984年の移転改築に伴い付属の音更リハビリテーションセンターが全国3番目の精神障害回復者社会復帰施設として併設され、その後の社会資源の充実と連動して、退院促進活動がより一層活発となり、全国的にもよく知られた地域活動の盛んな帯広・十勝地方の、中核的な病院として機能してきました。また移転と同時に児童部門が新設され、貴重な児童精神科医療機関として、十勝管外からも多くの患者さんが受診されています。
 入院部門は、現在運用病床216床、4病棟体制で閉鎖病棟と開放病棟がほぼ半々です。昨年度は、病床利用率75.8%、平均在院日数126日、年間入院患者数474人といったところでした。
 外来部門は、全て予約制で、成人外来が原則午前・午後の2部制でそれぞれ医師2~3名が再診にあたり、午前に新患係の医師が1名配置されています。児童外来は常勤医の再診日が週4回と新患診察が週約1.5回、非常勤医の再診日が月約1回と新患診察が月3回です。外来全体の1日外来患者数172人、年間新外来患者数940人(F8:241人、F4:226人、F3:161人、F0:105人、F2:65人)。
 主なスタッフは、常勤医8名、看護89名、薬剤師3名、OT2名、CP2名、PSW1名、保健師1名、保育士3名、X線技師1名、臨床検査技師3名、栄養士3名、事務職員13名です。
 意欲的な精神科医、活動の場を求めている児童精神科医の皆さんのご連絡をお待ちしています。

2010年8月17日火曜日

十勝の風土の紹介

ブログ管理担当のまさぞうです。
まず当院のある北海道十勝管内の、おおまかな住環境をご紹介します。

一言でいうと、「日本のカナダ」という感じで、
夏は摂氏30度、冬は零下20度に達しますが、
湿度が低いため、体感的にはそれほど辛さを感じません。
また今は住宅・衣服とも防寒対策が完備しており、
寒さが苦手な方でもまず大丈夫です。
(むしろ京都の吉田神社の節分祭の頃の寒さ、
祇園祭の頃の暑さのほうが辛いくらいです。)

土地が安いので住宅も道路も広く、自動車は必需品ですが、
やはりアメリカ北部やカナダのような生活スタイルになります。
不動産価格は本州都市部の半額以下という印象です。

食物はおそらく国内最高レベルであり、
穀物、乳製品、肉類、野菜、魚介類とも、安価で非常に質が高いです。
(ないのは果物くらい。)
都会の有名シェフが最高の材料を求めた結果、
当地に店を構えたという話も聞いたことがあります。

自然環境も最高です。
当院の庭にはエゾリスが住んでいますし、
近隣の住宅地にはキタキツネが出没し、
ごくまれにはシカが出たという話もあるようです。
(ヒグマが出たという話は聞きません。ご安心を。)

ゴルフ、温泉、釣り、スキー、スケート、カヌーなどが好きな方には、
北海道十勝は最高のフィールドになるでしょう。
また隣の帯広市には、決して大きくはないもののデパートもあって、
地域密着型のけっこういい仕事をしています。

私自身、九州福岡県出身で、
これまで福岡県、鹿児島県、香川県、京都府、大阪府、
神奈川県、アメリカ中北部で生活した経験がありますが、
この十勝の住環境はお世辞抜きに最高だと思っています。
今の職住環境を変えてみようかと考えておられる先生は、
ぜひ北海道十勝への移住を御検討下さい。

2010年8月12日木曜日

ブログ管理担当者です

ブログ管理担当者のまさぞうです。
福岡県出身の44歳。
趣味は臨床診断学で、愛読書は「Dr.ウィリスベッドサイド診断」です。
このブログでも臨床診断学に関する超マニアックな情報を発信していきます。
G.C.ウィリス先生や、内科系臨床診断学に興味のある精神科の先生!
あなたの研修する病院は日本国内でここしかありません!