病院の中庭です。春には一面タンポポの花が咲きます。当医局が「お花畑」状態という意味ではありません。念のため。

2017年4月30日日曜日

ウィリス先生の血圧計

ブログ管理担当のまさぞうです。

久しぶりにG.C.ウィリス先生関係の記事になります。
最近,大先生の血圧計を間近で見る機会がありました。

圧力計をループにとめたところ

圧力計のクリップをはずしたところ


ごく普通のアネロイド型血圧計ですが,
以前は気付かなかった明らかな特徴が1つあります。
それはチューブの短さです。

大先生の血圧計のゴムチューブは,
圧力計の方もゴム球の方もまったく同じ長さで,
カフから接続部まできっちり20cmでした。

現在市販の血圧計では
「70cmのロングチューブ」
を売り物にしている機種もあり,
20cmは大先生が自らカットした可能性が高いです。

おそらく何か意味があるのでしょうが,
今となっては質問のしようもありません。

ウィリス先生を尊敬する皆さん,
アネロイド血圧計のチューブは20cmにカットしましょう。
(私も先日切りました。)

ただ私は不肖の弟子で,
カフについている布製ループが
圧力計のクリップをとめるところだと
今回はじめて知った有様です・・・。